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パソコンの買い替えはいつどんなタイミングでやるべき?

公開日/更新日:2023.09.13

あなたの会社のパソコンは、どれぐらい前から使っているものですか?

「最近変えたばかり」
「3年ぐらいは使っている」

と、モノによって違うかもしれませんが、パソコンっていつ買い替えれば良いかいまいち分かりにくいですよね。

そこで、この記事ではパソコンを買い替えるべきタイミングを解説します。
社内のパソコンを管理するうえで、ぜひ参考にしてみてください。



パソコンの買い替え時期は“5年”が目安

一般的にパソコンの寿命は、“5年程度”と言われています。
購入から5年経過すると必ず故障するというわけではありませんが、3年が経過したあたりから不調が増えてくるのです。

実際、有料・無料の違いはあれど、パソコンのメーカー保証の期間は3〜5年程度で終了するものが多いと思いませんか?

このようなことからも分かるように、パソコンは5年程度で買い替えるのが目安だという認識を持っておくと良いでしょう。



こんな症状が出てきたら買い替えのサイン

5年経っていなくても、パソコンを使っているときに次のような症状が出てきたら買い替えのサインです。
「まだ大丈夫だろう」と油断していたら電源がつかなくなってしまった、といったことがないように普段から注意しておきましょう。

異常な音が聞こえる

今どきのパソコンは、電源がついていても非常に静かです。
そんな中、普通に使っているにもかかわらず、「キュイーン」「カチカチカチ…」といった音が聞こえてくると、経年劣化が本格化している可能性があります。
はじめは音が鳴ったり鳴らなかったりと不定期に聞こえる程度ですが、継続的に音が聞こえるようになってきたら、早めに詳しい人に相談するほうが良いでしょう。

急に電源が落ちる

突然電源が落ちる場合は、パソコンの内部が故障している可能性があります。
冷却ファンやCPUの故障、ケーブルの劣化など原因はいくつも考えられるので、一度専門家やパソコンに詳しい同僚に見てもらいましょう。
データを保存していない状態で電源が落ちてしまうと、作業していた分が無駄になってしまうだけでなく、データそのものが破損してしまう恐れもあるため、急に電源が落ち始めたら迅速な対処が必要です。

フリーズすることが増えた

  • インターネットで新しいページを開くとフリーズする
  • エクセルやワードを開くとフリーズする

このように、パソコンのフリーズが増えてきたときは、OS(システム)のトラブルやハードディスクの寿命が近づいていることが原因として考えられます。
画面がフリーズすると単純にストレスがたまるので、原因の究明を急ぎましょう。



パソコンを長持ちさせるためのポイント

パソコンの寿命は使い方によっても大きく異なります。
以下のポイントを意識して長持ちさせましょう。

熱を避ける

パソコンは基本的に熱に弱いものです。
あなたも、ずっと使っているとパソコン本体が熱くなってきたことがありませんか?
そのような状態が続くと、内部が壊れてしまう恐れがあるので注意が必要です。

  • 定期的にフィルターやファンを掃除する
  • 直射日光を避ける

など、基本的なことを意識するだけでも寿命が変わってきます。

負荷を軽減する

パソコンに負荷がかかり続けることも、長持ちしなくなる原因です。
以下の点を心がけましょう。

  • 帰るときは必ず電源を落とす
  • 充電しながら長時間使用しない
  • 使わないソフトは閉じる

このように、パソコンを長持ちさせる方法は意外とシンプルなことも多く、日々の心がけが大切なことがわかります。



パソコン買い替え時は“何のために使うか”を考える

パソコンを買い替える際に大切なのは、パソコンの選び方以前に、“パソコンで何をしたいか”を明確にすることです。
なぜなら、目的が定まっていない状態でパソコンを買いに行くと、必要以上に高性能のものを購入したり、逆に「安ければ何でも良い」と安価なものを購入してやりたいことができなかったり…といったことが起こり得るからです。

そのため、まずは何のためにパソコンが必要なのかを明らかにしたうえで、購入するパソコンを選んでいきましょう。

以下の項目を参考に、あなたはパソコンで何をしたいのか確認してください。

  • インターネットによる調べ物
  • メールのチェック
  • WordやExcelでの資料作成
  • SNSの運用
  • 画像編集や動画編集

これらの目的を明確にしたうえでパソコンを選べば、新しいパソコンに買い替える際、コストパフォーマンスを高めていけるでしょう。



おわりに

パソコンを買い替えるタイミングは、購入から5年ほど経った頃が目安になります。
ただし、5年経っていなくても、なかなか画面が切り替わらない、入力した内容がすぐに反映されないなど、パソコンの調子が悪いとストレスが溜まります。
その状態が続くと、仕事のパフォーマンスも下がってしまうでしょう。
そうならないためにも、パソコンを使い始めて3年ほど経ち、今回紹介したような不調が出始めたら、完全に壊れてしまう前に買い替えを検討してみてください。