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生産性アップの鍵は照明?効果的な選び方とは

公開日/更新日:2023.01.25


カテゴリー:生産性向上

ほんのちょっとしたことを工夫するだけで、効率よく仕事が進めたらたらいいと思いませんか?そんな方にお勧めしたいのが、照明の見直しです。照明は、オフィスの雰囲気を変えるだけでなく、仕事の効率や生産性にも大きく貢献しているのです。本記事では、照明の効果についてお伝えいたします。



明かりがもたらす心理的効果

本来人間の体は、日中の太陽が出ている間に行動し、太陽が落ちたら休むという生体リズムを持っています。
つまり、太陽光のもとでは活動的になり、オレンジ色の夕陽のやわらかい光にはやすらぎを感じるのです。
このように、光の色が変わると、受ける印象や心理的効果が大きく変わります。
この心理的効果を利用してオフィスの明かりを見直せば、作業効率を高めることにもつながります。



照明の種類

まずは照明の種類から見てみましょう。実は、照明の明るさは以下の3種類に分類されます。

  • 「電球色」オレンジっぽく温かみのある色
  • 「昼白色」太陽の明るさに近い自然な光の色
  • 「昼光色」白っぽく青みがかった色

これらを活用すると、雰囲気作り、業務効率アップ、イメージ構築など、さまざまな効果を生み出します。



場所に合わせて使い分けよう

仕事内容や場所によって照明の色味を使い分けることで、業務効率化が実現できます。
上記でご説明した、「電球色」、「昼白色」、「昼光色」を、オフィスのそれぞれのスペースに当てはめてみます。

オフィス

太陽の自然な明るさに近い「昼白色」が適しています。
「電球色」では暗すぎて文字やパソコンのディスプレイがよく見えません。また、「昼光色」だと明るすぎてかえって目が疲れてしまうのです。
適度に明るく自然な光にしておくことで、仕事の効率を上げることができます。

会議室

こちらにオススメしたいのは「昼光色」です。脳を覚醒させ、集中力を高めるといわれています。思考力も向上させてくれる効果も期待できるため、仕事や会議に集中する時に向いています。

食堂や休憩室

リラックススペースに適しているのは「電球色」です。
温かみのある明かりによってリラックスできると言われています。
明るすぎる照明では脳が覚醒し緊張するため、適度な暗さと温かみのある色の照明が適しています。



まとめ

心理的効果を利用して照明を設置すれば仕事の効率を高めることにもきっとつながります。ほんの少しのことですが、毎日仕事をする場所ですので、積もり積もって仕事に大きく影響を与えることになります。

「オフィスの照明をそろそろ交換しようか」という際には、ぜひ検討してみてください。