町工場お役立ちブログ
特別な機器は不要!リモート会議を電話でやってみよう
コロナ禍の影響で、テレワークとともに急速に普及しているものの1つがリモート会議です。リモート会議のメリットは、移動にかかる時間や費用などコスト削減ができること。
手段はWebを使う方法や電話を使う方法などさまざまですが、今回は電話の「グループ通話機能」で一度に何人もの人が通話できるようにする方法をご紹介したいと思います。
リモート会議のカギとなるグループ通話とは
通常、電話は基本的に1対1でしか話せませんが、グループ通話は離れたところにいる3人以上でも電話で会話ができるというものです。
例えば、
- Aさんは会社
- Bさんは出張先
- Cさんは自宅にいるという場合。
このような場合も、グループ通話を使えば全員が同時に会話できるようになります。
グループ通話を使うにはどうしたらいい?
グループ通話は電話会社や携帯電話会社が用意しているサービスです。申し込みが必要ですが、グループ通話のオプションに関しては比較的安価なサービスです。
ただし、注意が必要なのが通話料。各電話会社とどのような契約をしているのかよく確認が必要です。
通話料固定のプラン(いわゆるかけ放題)も各社で提供していますので、こちらも併せて活用されることをお勧めします。
電話会議のメリットは?
1つ目のメリットは、シンプルで、手軽に利用できる点です。
Web会議のようにカメラやマイク・スピーカーなど機器の購入、インターネット環境の整備も必要ありません。
2つ目のメリットは、通話品質が安定している点です。グループ通話で使用するのは、安定した通信ができる電話回線です。電話回線は通信網が世界中に張り巡らされているため、国内だけでなく海外にいる相手とも会議も明瞭な音声でやりとりが行えます。
手軽に、安定した品質で話すことができるのは、電話会議が持つ強みだといえます。
電話会議のデメリット
電話会議は音声のみの会議であるために相手の顔や仕草が見えません。そのため、相手の発言の細かいニュアンスを感じ取ることは難しい場合があります。
またWeb会議では、パソコンのモニターを使って資料の共有ができます。しかし、電話会議で資料が必要な場合は、事前に紙やデータで資料を渡しておく必要があります。
電話会議の活用方法
以上のことから、電話会議は比較的カジュアルな打ち合わせに向いていると言えます。
初対面のお客様との打ち合わせや重要な会議に使うのではなく、付き合いの長いお客様や見知った部署内メンバーとの会議に使用することをお勧めいたします。
電話会議は移動にかかる時間や費用などコスト削減ができ、大がかりな機器を準備する必要もありません。ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。